未知なる「私」

4歳の時、
眼科の治療を受けた私は、
強い痛みと、治療に対する恐怖で泣き通しだった。
涙が止まらず、帰りの列車の中でも泣き通し。
母は周囲への迷惑を気にかけて、
私に泣くのをやめるよう促していた。

そんな時、
隣の席に座っている見ず知らずの女性が、
優しく私に語りかけてくれた。

「よっぽど痛いのでしょうね。我慢しないで泣いていいのよ。」

その言葉の音色は、私をどん底から救ってくれて、
恐怖の渦からこの上ない安心へと導いた。
当時20代の母も、きっと救われている。

53年経過した今でもその声の音色を覚えいて、
今日のように思い出した時は、感謝を伝えている。

「こんな人になりたいな」
幼いながらにも目標を持った。
私の情熱。

この時、私が抱いた情熱は、
「弱い立場の人のために立ち上がる勇気」
だと今は理解している。

弱い立場とは、問題を抱えて困っている人・過酷な環境に置かれている人・
怖がっている・苦しんでいる・病気・子供・高齢者など様々。

何か私にできることはないだろうか。

真のスピリチュアル教育を学び実践するうちに、
「弱い立場の人のために立ち上がる勇気」は、人ばかりにとどまらず、
自然界・動植物・木々・鳥や虫・水・土・風・火・目には見えない光の存在・
地球全体へと意識が拡大していった。

「すべては一つ」「すべては自分のこと」

「弱い立場の人のために立ち上がる勇気」を、神聖に保ち続けるのに何より大切なのは、自分自身の弱さや表面には見せない影の部分を認め、ありのままを愛していくことを実践し続けること。

この弱い影の私を無視しては、
「弱い立場の人のために立ち上がる勇気」と共に、
人生を、魂の道を、歩いてくることはできなかった。

それは、隠れていただけで、
私の弱さや影の中にあったのは「個性」
私が抱えている「光」
この私と出会うチャンスだったから!

真のスピリチュアル教育の根源はここ。
ここが愛の源で、ここが最も神聖。

すべては愛から始まっている。

未知なる「私」と出会いましょう。
そこにいるのは、
唯一無二の「光る私」

Love & Gratitude